京都の峠を雨に打たれながら走ったら気持ちが折れかけた、ってお話
どうも、ボーナスなしがほぼ確定して絶望してます、シエスタです。
業種的にはコロナ禍で打撃を受けているので
満額出るかどうか、ってところではありましたがまさかのゼロ
在宅勤務は増えましたが休業や休みが増えることはなく
仕事が全くなくてヤバイな、って状況でもないのにまさかのゼロ
第三波が来てる、って言われる中旅行は控えようとは思ってましたが
その分物欲を満たそうと考えていただけにかなりショックが大きくてですね・・・
今年の冬は気温的にも懐事情的にも厳しいなぁ
++
先日自宅で本を読んでいると気になるページが。
ここら辺気になる
— シエスタ@( ˘ω˘ ) スヤァ… (@siesta_wilier) November 26, 2020
名前だけは知ってる京見峠、花背峠、芹生峠に持越峠、そしておにゅう峠
試しに赤線のルート引いてみたら距離180kmの獲得標高2500m
あぁでもこれだと中路ベーカリーに行けないから再考... pic.twitter.com/YEhi1G4C7O
何の本かはもう御察しですが
京都の北はイイ感じの峠がいくつもあるではありませんか!
京見峠、持越峠、芹生峠、花背峠、おにゅう峠等々・・・
本の中で紹介されていた赤線のルートを走っても
180km2500upと1日でも十分走れる距離ではありますが、
せっかく京都行くなら中路ベーカリーにも行きたいのでルートを作成。
滋賀県からスタートして京都の宇治へ
京都に入ってからは峠をいくつか走りながらパン屋にも寄っちゃう
最後に山中越えで滋賀へ戻るという我ながらなかなかいいルートが出来ました。
ただフォロワーさんから芹生峠がある府道361号は通行止め、と
教えていただいたので今回はルートから外すことに。
事前にこういう情報をくれるフォロワーさんには足を向けて寝られないね
よーし後は当日の天気を確認するだけ
さぁどんな感じかな・・・
オォ・・・これは悩むやつ・・・
まぁ降っても1mm以下なら小雨だし大丈夫でしょ?と雨天決行
ほんとこの時点でやめておけば良かったし!
そんなわけで当日は車で滋賀県の某道の駅まで移動。
気が付いたら3週連続で滋賀に来てる気がするけど気にしたら負け。
まずは近江大橋と渡り京都方面へ
ここはまだ路面も濡れておらず夜は降ってなかった感じ。
かーなーりー雲行きは怪しいけど
橋を渡ったらしばらく瀬田川沿いを走る
途中まではビワイチコースなので自転車が通れるよう路肩も広くて安心。
山間に入ると路面はかなりウェットな感じで朝方まで雨降ってた様子で
活躍してほしくなかったけど念の為マッドガード付けてきて正解
(なおこの後大活躍してしまう模様
ブログのコメントで教えてもらった
ユーフォの合宿地のモデルとなったアクトパル宇治の文字を発見!
ただ今回は時間の都合で行くのは見送り・・・
府道242を進んで長坂峠経由で宇治へ向かうつもりでしたが、
い つ も の 通 行 止 め
先ほど通過したアクトパル宇治へ向かう道で迂回出来そうなものの、
少し考えた末少し距離は長くなるけど走りやすい府道3号を選択。
この道がなかなかに良かったからたまには通行止めもありかもしれない。
天ヶ瀬ダムを過ぎて宇治へ
宇治駅から交通量の多い府道を回避して路地を進んで中路ベーカリー着!
そうそう、これを食べたかったんよ!!
聖地補正抜きにしても美味し!
お腹を満たして他にもいくつかパンを購入して次の目的地の将軍塚へ。
宇治方面から将軍塚へはいつも伏見稲荷前の道を走っていくんだけど
日が悪かったのか時間帯が悪かったのか道路が大渋滞で全く前に進まず。
特に伏見稲荷近辺は学生服を着た地元の学生が
横になって闊歩するもんだからもうビンディングの着け外し面倒になって押し歩き
クリートをガシガシ削りながら歩いて渋滞を抜けて将軍塚へ
ここは何度も来ているので一気に展望台
やっぱり雲多し。
というかここまで来る間に少し雨に降られたり。
小雨程度ですぐ止んだから良かったけど、
今思い返すとここでUターンするべきだったなぁ、と。
三条側へ下って走っていると京都市動物園発見。
京都市内は自転車レーンの表示がある道が多くて好印象。
完全な自転車専用ってわけじゃないので正直あってもなくても、と
思わなくもないけれど表示があるだけで自転車乗りにも人権があるような気がしてね
お次の目的地は京見峠
さぁ登りますか、っとその前に目星をつけていたパン屋へ。
ハード系のパンが中心のクロア
パン屋にはよく行くけれどハード系は敬遠しがち(硬くて疲れるから
今回はちょっと冒険してみてのお店のチョイス
ちょうど京見峠の登りが始まる直前っていう立地だったしね。
ブロッコリーに白みそを和えたものをハード系のパンで豪快に挟む!
うーん、これはなかなか美味いぞ。
これからはコッペパンだけじゃなくてこっち系も食べていこうと思える味でした。
パンを食べたら早速京見峠への緩やかな登りが。
次第に山の中に入っていきますが基本的には路面が綺麗に舗装されて
10%を越える勾配もないのでかなり走りやすい。
ただ問題は山の中に入った途端雨がまた降り始めてしまった。
雨がしとしと降る中京見峠の文字が見えたので写真を1枚。
ここが京見峠でTTやる時のゴールなのかな、と思ったら
どうやらもう少し登った先にあるこの氷室分れがゴールっぽい。
木々の中の細い道を少し下って持越峠へ。
雲ヶ畑方面が正解だけど地名見ても自分のいる場所が全然分からないし
山の中だとスマホも圏外なことも多いので下調べはやっぱり大事。
車?
全然通らないよ
少し登って下っての道を走っていたらどうやら持越峠は越えていたようで。
特に峠と分かるような目印もなかったけど見落としてただけかな?
ここまでずっと小雨の中走ってきてどうも気分的に面白くない。
京見峠からは個人的にかなり好きな道なので
いつもなら絶対楽しめるハズなのにいかんせん雨でモヤモヤ感がね・・・
教えてもらった通り芹生峠は通行止めで走れません。
何も知らずにモヤモヤ感の中この看板見たら絶対心折れてたと思う
やっと花背の文字が見えてきて
観光客がそこそこいた鞍馬寺を通過
通過すると建物もなくなって一気に山の中へ突入。
勾配も序盤から10%前後とこの日走ってきた中で一番キツい峠
そして勾配以上にキツかったのがついに本降りなった雨
途中で木の陰で雨宿りしながらクロアで買ったパンを食べる。
食べながら残りの1kmちょっとを登るかUターンするか考える・・・
普通に考えたら即Uターンなんだけど、
せっかくここまで来たんだし、とか思っちゃったから先へ進む。
そして花背峠の(多分)ゴール地点へ。
多少の雨は覚悟していましたが登ってる途中で
ここまで雨に降られてしまうとは思ってもいなかったので、
坂がキツかったとか体力的にヤバイとかそういう問題以前に
何で京都に来て雨の中坂道走ってんだろ、というメンタル状態
ダウンヒルがこれまた怖い
フルブレーキかけてるけど制動距離が長すぎて九十九折とかヒヤヒヤもん
少し景色が開けてるところがあったけど何も見えん!
もうそんな気力もなくなってしまったので登ってきた道をそのまま下る。
鞍馬寺ももちろんスルー
道いっぱいに広がる観光客にちょっとイライラしてる自分がいる
それが自覚出来るぐらいだったのでまだ少し冷静だけど相当まいってたと思う。
雨の中のダウンヒルで身体で完全に冷え切ってしまったのでコンビニ休憩
その時に自転車見たら2日前に洗車したばかりだったのに
見事にどろっどろになっててなんかもう気持ちが限界寸前
とは言ってもここからトランポ地点までは50km近くあり、
自分でペダル踏んで進むしか帰る方法もないのでとりあえず
身体を温めねば、とカップラーメンを投入。
実はライド中にコンビニでカップラーメン食べるのって初めてて
ひそかにやってみたかったことの1つでもあったり。
普段はラーメンのスープってカロリー的に飲み干すことはないんだけど、
暖かいスープが身に染みわたって気が付けば完飲!
あぁ・・・やってしまった、と思う反面
そのおかげか精神的に余裕が出てきたので何とか残りも走れそう。
滋賀へ戻る道は山中越え
さすがに往路と同じ道を走るのには距離が長すぎるので。
京都側へのダウンヒルは経験あったけど京都側からのヒルクライムは初
距離もそう長くないし、平均勾配も大したことはないのですが
交通量が多いのでコーナーで膨らんで走ることが出来ず。
イン側で勾配がキツいところだけはどうしようもないのでダンシングで乗り切る。
ここまで来たら後は琵琶湖までダウンヒルのお時間
ビャーって下って琵琶湖沿いまで来たらあとはビワイチルートで戻るだけ。
そう考えると気持ちにもかなり余裕が出てきて
山中越えの前に目星を付けていたパン屋に寄るのを忘れたことに気付く。
峠はいくつか行けなかったけどパン屋には行こう、ってことで
大津市内で見つけたパン屋へ寄り道ー
最近のパン屋ってアンティーク調意識してるお店多くない?
個人的には大洗のブリアンとか中路ベーカリーみたいな
昔からやってる町のパン屋が好きだったりね。
店内は広くないもののパンの種類は豊富にあってなかなか良き
パン食べてもうひと頑張りしましょうか。
往路と同じように近江大橋を渡ってビワイチコースをまったりと。
まったり走りすぎてどんどん陽が落ちて暗くなっていくから
もうそんな時間かとサイコンの時計見たらまだ16時を過ぎたぐらい。
気が付けばもう師走だったよね、そりゃ暗くなるのも早いよ。
あと数kmってところまで戻ってくると
何故だかもう少しだけこのまま走りたい、と思っちゃう。
数時間前まではそんなこと全く思ってなかったのに不思議なもんです
夕陽を浴びつつ今日のライドの余韻を感じながらトランポ地点へ。
甲賀コーラなるものが売ってたから買ってみた。
あぁこれコカコーラのパロディ的なネーミングなのね。
味の方は・・・本家と比べて炭酸感少な目で薬膳感強し?
とりあえずは無事に戻って来れてお疲れ様でした、と。
それにしてもこの日のライドはちょっと反省点多め
というか反省点しかない
今までの自分だったら事前に天気予報を確認した時に
雨予報なら走りに行くことなんてなかったのにどうして走ってしまったのか。
なんで雨が本降りになってきた花背峠で早々にUターンしなかったのか。
慢心というか京都走るのが楽しみすぎたというか・・・
まぁでもいろいろといい教訓にはなったよね
++
翌日は天気も良く風もないので絶好のライド日和でしたが朝から洗車
マット塗装は早めに汚れを落としておかないと
どんどん色がくすんだようになってしまってみっともないったらありゃしない
ついでにシューズもゴシゴシ
こうでもしないと走りに行っちゃうからね
↓参加していますので宜しくお願いします^^