どうも、今年はブルベに参加してみたかったシエスタです。
寒い時期は日も短いので春先ぐらいからブルベの参加を目論んでましたが、
長距離走るにはうってつけの時期に例のアレで
イベントはおろかブルベまで軒並み中止になってしまいました。
夏が終わると徐々にブルベも開催されるようになったようですが、
開催に気付いた頃には既にエントリー終わってて
私のブルベ初参加は来年への持越しとなったのでありました・・・
と、いうわけで一人で勝手にブルベ気分を味わう為に200kmライドを決行
ちょっと時間とか補給とか気にしつつ、
自分にブルベに参加出来る実力派あるのか確かめる意味でも
ほんのすこーしだけ気合を入れて走ってみることにしました。
向かうのは愛知県で一番高い山である茶臼山へ。
自宅から往復でちょうど200kmぐらいっていう絶妙な距離でグッド!
獲得標高は3000mを越えますが自分の走力を確かめるのには
ちょうど良いような気がします。
作戦としてはとりあえず前半の茶臼山への登りで脚が終わらないように
時間は気にしつつ登りはゆっくり走ることを心がける感じで。
++
さて、すこーし気合を入れて走ると言ったものの、
当日は早朝4時に家を出るハズが思った以上の冷え込みで
外に出る覚悟が出来ずに結局家を出てスタートしたのは4時半過ぎ。
いやまぁ、30分そこそこで覚悟決めた自分褒めてほしいぐらい。
まずは挨拶代わりの戸越峠
気温は3℃だったけど動いていればそこまで寒さ感じないような?
街灯がほとんどないのは今までに何度も走って確認していたので
さすがに夜明け前で車も走らないから真っ暗の中峠越えかぁ、と思ってましたが
何故か豊田方向から瀬戸へ向かう反対車線の車が多くて助かる。
逆に自分が進む豊田方面へ行く車は皆無だったので超走りやすかったわぁ
戸越峠を越えて豊田市入り
少しずつ空が明るくなっていく中をとりあえずは矢作川に向かって。
個人的にこの時間帯が一番寒さを感じた。
信号ストップもないし平坦が続く道だから脚はずっと回してるので
少しは身体暖まっても、とか考えてたら霜降りてたよ!
そりゃ寒いよ
っていうか晦日とは言えまだ10月ですよ?
去年の冬が暖冬だったから何も気にせず毎週走ってた気がするけど
今年の冬はどうなることやら・・・
どうも身体が目覚めてない感じのまま小渡ファミ到着
いつもはロードバイクがいっぱいのラックもまだ自分のバイクだけ
缶コーヒーとピザまんで暖を取る。
今日はブルベのつもりで走るのでサイコンの数値も気にしてみる。
計算したらグロス19.8km/hだった
思ってたよりも遅いなぁ、っていうのが率直な感想
ここからずっと登りっ放しなので更に遅くなるとか考えると少しゲンナリ
まぁでも200kmブルベってグロス15km/hでいいの思い出して再度出発
矢作川ダムでちょうど太陽とこんにちわした
山間走ってると太陽出たり隠れたりを繰り返す
日陰はまだまだ寒い
事前にこの日のルートを作ってる時に、
夏に茶臼山に行った時の帰りにr20の一部区間が通行止めだったのを思い出す。
その時の写真を確認すると11月いっぱいは通行止めみたいなので回避ルートで。
どうせR153で長野県入るんだから早々にR153を走っちゃえばいいんだけど、
それも面白くないので地図とにらめっこしながらルート考えてると
なーんか良さげな林道を発見したわけで。
ストリートビューで確認は出来ない道ではあったものの
航空写真で見る限りは普通の道っぽい?
かなり登る道というのは横に置いといて
で、実際に来てみた。
町道峯山線と言うらしい。
それよりも「Mt.押山 5km」と書かれた看板が気になりすぎるってば
いざ進んでみると舗装された路面が続くので問題ない、
って思ったけど勾配がずっと10%以上で一向に緩くならないんですが!?
勾配もっと緩いと思ってたし、日陰だからとウインドブレーカー着っ放しで
ここに来て一気に暑くなって汗がどんどん出てくる始末
でも一度脚着いたら勾配的にクリート嵌めなおすの怖くて
勾配緩くなるまでとりあえず頑張るタイム。
ここ結構ツラかったし!!
やっとこさリスタート出来そうな区間があったので
ウインドブレーカー脱いでたら人っ子一人いないのにすっごい視線感じる・・・
ん?
んん!?
恐っ!
ずっーと動かずにこっち見てるから最初はく製か何かと思ったぐらい
いや、こんな山の中にはく製置いてある方が恐怖感じるけど。
思わず写真撮ってつぶやいたらフォロワーさんにカモシカって教えてもらった。
今までサルとかシカと出会うことは何度かあったけどカモシカは初めましてかな
その後も勾配10%以上続く区間ばっかりで素直にR153通れば良かったよ!!
無駄にヒルクライムしてR153を走って長野県
ここら辺からゆるーい登り区間に入っているのでペダル踏みがち
おかげで気温は5℃だったけどやっと身体が暖まってきたので
70km以上走ってやっと調子出てきた感あった。
ただ調子出てきたと思った矢先、カロリー切れっぽくて脚回らず。
小渡から茶臼山までの50kmちょっとはコンビニもないし
ノンストップでも行けるかお試しなところもあったけど
自分の場合50kmノンストップで走れるのは平坦区間だけっぽい。
押山のヒルクライムとか登り基調区間のおかげで30kmそこそこで補給。
小倉デニッシュ!
最近ウェアのポケットにパン挿して補給食にするのが個人的流行
丸い形のあんぱんとかじゃなくてサンドロールとか
長細い形状のパンだとナイス過ぎるぐらいポケットに入るから良き。
パン食べて少しずつ勾配も上がってくると
同時に紅葉も見ることが出来るようになるので走ってて楽しいぐらい。
そして標高も1,000mを越えてくるとナイス紅葉!
今回長野県側から茶臼山に登ってみましたが紅葉楽しむなら長野側が正解過ぎた
何故かこちら側から登る車もローディーもおらず、
ゆっくりのんびりペースで紅葉を見ながらヒルクライムを堪能。
謎の狸と売木峠
雲一つない快晴で展望台からは南アルプスの山々を一望!
愛知県側も綺麗なもんだ
茶臼山高原とうちゃこ
スタートして6時間弱ぐらい
案の定グロス16.5km/hまで落ちちゃったけど
2,000m以上登ったこと考えたらまだ貯金あるしいいペースなのかも。
元々ここでガッツリ補給する予定でしたが、
途中で持参したパンを食べてしまったので軽く食べられるものってことで豚汁。
高原着いたら風が冷たくて身体が冷えちゃっていけねぇ
外にあった出店で思わず買っちゃった豚汁、身体が暖まってナイス選択!
時間があったらリフトに乗って上へ行ってみたかったけど
一応時間を気にしながらなので豚汁食べたら茶臼山高原道路を下っていく。
登り返しがあったりわりかしアップダウンがあって地味につらたん
まぁそのおかげで止まって写真撮ったりも出来たからヨシとしておこう
そのまま設楽方面へ下っても良かったけど
この日は面ノ木ICからr80へ入って稲武方面へダウンヒル
途中何か見たことあるような施設があったわけですよ
名古屋市の施設?ってよく考えてみたら
中学校の野外学習で泊まった施設じゃん!って気付いてテンションあがった!
キャンプファイヤーとかやったなぁ、とか思い出してると同時に
松明もってキャンプファイヤーの焚火に火を付ける大役やらされたの思い出したわ!
それだけならイイ思い出だけど、
何故か「火の神」とかいう名前を与えられ
全生徒が火の神の名を呼んで松明を持った自分が走って現れるとか
なにそれ今考えただけでも恥ずかしすぎて死ぬんですけど
14歳の多感で繊細な時期にそんなことさせないで欲しい(キッパリ
逆にヒルクライムして面ノ木へ向かう人もそこそこいたので
設楽の茶臼山高原道路入り口から登る人はあんまりいないとか?
ダウンヒルが終わり香嵐渓へ向かうR153に合流するとまーたアップダウンががが
途中トンネルがありますがこのトンネルは進まずにすぐ横にある林道へ
しばらく路面に石や枯れ木が落ちる林道をえっちらおっちら登り
やってきたのは心霊スポットで有名な旧伊勢神トンネル
あれ、なんか前来た時は昼間でもトンネル内は真っ暗で雰囲気が全然違うんだけど、
ってまさかのトンネル内にLED照明が完備されておりました
伊勢神トンネルがあるからここを通る車なんて前からなかったし
来るとしたら心霊スポット目当ての人しかいなかったと思うけど
これだけ明るいと出るものも出ないよなぁ、なんて。
舗装されていない水溜まりもあるトンネル内を抜けて少し走ると
大多賀峠へ出ることが出来るのでここから香嵐渓まで一気に下る。
ここら辺の紅葉はまだまだ
多分この記事書いてるぐらいが一番の見頃になってるかな?
ということは毎年恒例の渋滞地獄も始まってるということで
今年はコロナの影響でライトアップはされないみたいだけど、
それでも人は集まりそうだししばらくは香嵐渓周辺には近づかない方がいいね
とりあえず香嵐渓のファミマで休憩タイム
時間は気にはしているけど写真撮ったり何だかんだやってるので
グロス20km/hは切ったまま。
お米食べたかったのでおにぎりとハムカツで。
ボトル1本で足りると思ってたけど日中の登り多めはさすがに足りず、
ここでDAKARAを補充。
ボトルに入ってるのは大体DAKARA、コンビニなら大概売ってるし
他のスポーツドリンクと比べてお値段変わらずの600lmだから気持ち財布に優しい
一応あと50kmぐらい
これぐらいの距離なら疲れもなくどこかに痛みが出るわけでもないので
残りものんびりペースで行こう。
ここから名古屋市内に戻るなら往路で走った戸越峠に戻るのが最短だけど、
それだと逆に200km届かなくなってしまうので少し遠回り。
だけどこれが微妙に失敗、信号峠でかなり時間使うハメに。
途中、自分よりも少し遅いペースで走るローディーがいたけど、
信号は無視するわ車道から歩道に入って横断歩道渡って車道復帰するわの
傍若無人っぷりの運転で自分を抜いて行くもんだから呆れ返ったよほんと。
それで無視出来ない交差点で追いついちゃうんだからもう笑える
特に写真撮るような場所もなかったので瀬戸しなのまで戻ってくる
後はもうオマケみたいな距離
なんだけどどうもお腹が減って仕方ないわけで。
サドルバッグにカレーパン入れてたのでせっかくなのでコーラと一緒に。
あとはまったりいつもの帰宅ルートを走って帰路の途中で200km
16時ちょうどだから結局11時間半ぐらいかかった
そのまま帰ってもよかったけど
夕日が綺麗だったし気分的にもう少し走りたかったので川沿いの道へ
10kmぐらい走って自宅に着いた時には213kmぐらいだった、かな?
なんで「かな?」って言ってるかって?
下のstravaのデータを見てほしい・・・
はい、195km以降のデータが何故か飛びました
夏にビーナスライン走ってる途中で
センサー類の接続が切れてからなーんかサイコンの調子悪し!
使い始めてまだ1年半過ぎたぐらいだし、
バッテリーの持ちは申し分ないし自分がやりたい事は一通り出来る
サイコンだからもう少し頑張ってほしいところ。
++
と、いうわけで1人でブルベ気分で走ってみたわけで。
夜明け前に出発したことで街中の渋滞や信号峠を出来るだけ回避、
その分獲得標高は多めのルートで200km11時間半っていう結果。
後半に疲れが出ないように茶臼山への登りは
意図的に頑張らずに紅葉見ながらゆっくり走る作戦は成功だったかな。
ただいかんせんぼっちで走ってると強度を上げて走るっていうのが
出来ない性分なので結局最後まで脚を残し続けたまま走り切った感が。
小学生の頃から何度も最初からプレイしたポケモンも
マスターボールは最後まで使わない(使えない)性格なの思い出しました
まぁとりあえず200kmであれば時間的にも脚的にも問題なさそう
これが分かっただけでも収穫、ってことで。
↓参加していますので宜しくお願いします^^