名古屋の夏がはじまった!(朝から30℃越えの不快感MAX
長野に、涼しかった長野に帰りたい・・・
というわけではじめての400kmブルベ、当日編
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スタートは駒ヶ根市内にあるアルプス公園から
受付を済ませて簡単なブリーフィング
前日の200kmブルベでは1/3ぐらいが暑さでDNFしたらしい
翌日のこの日はどこかで雨に降られるだろうから暑さは和らぐだろうけど
雨によるスリップとか事故には気を付けてね、って感じ。
車検を済ませたらさぁスタート!
スタート直後は山を近くにのどかな風景がひろがる
もみじ湖の辺りかな
この先の道が一応舗装路ではあるけどアスフェルト割れ放題の石転がり放題で
かなり荒れててこんな序盤でパンクとかイヤだなぁ、と内心冷や冷や
路面がキレイになってきたら有賀峠を越える為に勾配も上がっていく
諏訪湖が見えてきたぞー!!
PC1 48.2km地点 13:09着(貯金1時間15分)
スタートして2時間ちょっとで最初のPC
踏まないことを意識したわりには良いペースな感じ?
お腹は空いてないけどおそらくこの先固形物食べる気にならなくなるので
ここではアメリカンドッグとフルーツジュースで補給。
今のところかなり天気も良くてほんとに雨降るの?って思うぐらい
おそらく今回のブルベの中で一番気温が高かったのがここら辺だったんだけど
それでも30℃ぐらいだったので名古屋のこと思えば涼しいぐらいだった。
諏訪大社の横を走り山梨方面へ
この直後、茅野市に入ったところで雨(1回目
ほんとこういう時に限って天気予報は当たる
ただ空は明るくて完全に通り雨だったので気にせず走り続けてると
10分、15分後ぐらいには雨雲の下から抜けてなかなかの景色が眼前に。
下り基調で快調だったのも束の間、向かう先の空が今度は曇天
次のPCまであと10kmぐらいってところで雷までゴロゴロ鳴り出しちゃって、
結局PCまで本降りの中を走る羽目に(2回目
PC2 109.8km地点 15:50着(貯金2時間30分)
山梨折り返しPCでここから再び長野県へ戻るルート
なんだけど雨に降られシューズの中がぐしょぐしょで不快過ぎて
正直この時点でDNFしたくてしたくてしょうがない衝動
このまま甲府まで降りて身延まで行ってやろうと何度思ったか!
ただこのPCで補給してたらいつの間にか雨も止んでいたので
行けるところまで行ってみようかな、とリスタート
北杜市まで戻ってたらまた晴れてきた
そしてここからが今回のルートの中で一番イヤな区間
この永遠とも思える上り区間!!
清里ラインって道らしいよ
雨気にしててPCで飲み忘れたアミノバイタルをここで摂取
普段のライドでこういうの摂取しないから効果が感じられるといいな
とか思ってたらここでまた雨雲につかまる(3回目
というかこの清里ライン、マジでつらい
距離的にも平均勾配的にも
檜原村の交差点から都民の森過ぎて風張峠までの数字と同じぐらいなんだけど
初めて走る道だからか異常なぐらい長く勾配がキツく感じた。
もう貯金使ってもいいや!って気持ちでインナーローでだらだら走法
自分でもびっくりするぐらい脚が回らないのでなんかおかしいと思ってたけど
振り返ってみると直前のPC2の補給で食べたゼリー
カロリーゼロだったわ(美味しかったけど
完全にエネルギー切れでガス欠寸前
ちょうどハッピードリンクショップがあったから
とにかくカロリーが高そうなもの飲もうとしたら軒並み売り切れ
ダイドーの自販機にいたっては電源すら入っていない無慈悲っぷり
ランドヌール涙目( ;∀;)
少し先に進むと清里でちょっとした観光地みたいになってて
コンビニもあったので超助かった。
ただここからPC3までの約50kmはほぼ下りのボーナスステージなので
野辺山まで登ると気温18℃
いやほんとここまで長かったし・・・
多分野辺山にいる時が一番DNFするか本気で悩んでた。
「JR鉄道最高地点から輪行して帰りました」
とかそれはそれでネタになりそうとか思ったぐらい。
まぁでもここから下りだしもうちょっとだけ頑張るか・・・と
小諸へ向かってダウンヒル
佐久とか通って小諸へ
小諸に入った頃にはすっかり陽も落ちて夜になり、
市街地を走るので今まであまりなかった信号ストップが増えてちょっとストレス
PC3 197.5km地点 20:35着(貯金3時間37分)
ほぼ下りだったとは言えエナドリ1本で50kmはキツい
眠気を誘発しそうなのであまり固形物は食べたくなかったけど
眠くなったら仮眠すればいいか、と考えて冷やし中華
ここら辺まで来ると走るペースは違えどPCで顔を合わせる人が固定化
見ず知らずの人だけど同じ苦しさを味わってここにいる同士
その苦しさを話のネタにしばし談笑
ここでだいぶ気がまぎれたというか頑張って走る気になれた。
次のPCまで千曲川沿いを上流へ
川沿いから逸れて茶臼山って山を登らされたような気がするんだけど
車もそうそう通らない数kmの区間に何ヶ所も工事やってて
その度に片側通行止めの信号にひっかかり一緒に走ってた人ともう笑うしかない
今思い返してもなんで何回も1分以上待ったんだろう
タイミング悪すぎとしか言いようがないわ
PC4 260.9km地点 23:57着(貯金4時間27分)
文句は言いつつも貯金は溜まっていく不思議
プリン(゚д゚)ウマー
スタート前に入れた氷がそろそろなくなってきてたので氷も補給
暑くない、というか涼しすぎるぐらいだったけど
PC以外でも冷たいものが飲める状況はかなり良かった。
特にここからはいつ眠気がきてもおかしくない時間帯だったので
冷たいもの飲むと頭がスッキリするしね。
次のPCまでは40kmないぐらいなのでサクサク行きたいところだけど
走ってるのは長野の山の中、そんなサクサク進めるわけもなく・・・
全体で見たら平均勾配4%かもしれないけど、
前半かなり緩かった分後半だけ見たら平均勾配7,8%ぐらいあったんじゃ?
淡々とペダル踏んで登り切ってからは木崎湖へ向かって一気に下る
今までも街灯がなかった道はあったけどこの下りが一番暗く危なかったかも。
山から染み出してきた水で道路が濡れてるどころか川みたくなってたし、
左右のカーブもあったのでフロントライトだけじゃなくて
ヘルメットライトで目線の先を照らせるのはかなり安全対策としてアリと感じた。
写真荒ぶりすぎ問題
いやはや、まさかこんな時間に木崎湖にくることがあるなんて。
写真が適当過ぎてアレですが、実際は満月がめちゃくちゃ綺麗に見えて
ええ感じに木崎湖を照らしていたのでかなり幻想的な雰囲気でした
PC5 293.9km地点 2:22着(貯金4時間14分)
木崎湖すぐ近くのローソンがPC5
なんかずっと知らないところばっかり走ってきて
急に知ってる場所に出てくるとちょっとテンションが上がる。
ここも補給は軽くおにぎり1個とフルーツジュース
次のPCまで40kmぐらいだし下り多めだったので行けると判断
一応仮眠場所として考えてた道の駅は眠気ゼロだったのでスルー
ただこの時点でお尻がまーじーで痛い、ついでに珍しく掌も痛い。
大町から安曇野へ
夜明け前で20℃だったかな
結局400kmの中で一番気温が低かったのは野辺山だったな
まぁ一番標高の高いところではあるから当然と言えば当然か
そろそろ空が明るくなり始めてきた時に少し意識が散漫になってたのか
道路にあるちょっとした段差にタイヤの側面とられて危うく落車しそうに。
下りでスピード乗ってた状態だったからハンドルとられた瞬間
落車する光景が脳裏に浮かんで「あぁ、これもう終わったな」って。
ただ何とか体勢立て直すことが出来て落車回避
もう心臓バクバクで気持ちを落ち着かせる為に一度停車
タイヤもサイドカットしてるかも、と思って確認してみたけど
さすがPIRELLIのP ZERO VELO、なんともないぜ!
GP5000だったら絶対サイドカットしてた
再び走り出した後はしばらく路面の凹凸でビクビクしてた
PC6 337.7km地点 4:33着(貯金4時間59分)
んー、胃が固形物を受け付けないってわけではないけどゼリーが食べたい気分
ゼリーだからすんなり食べられるし量もあるから食べた気にもなる。
さて、残り約60kmで貯金はまさかのたっぷり5時間
細かいアップダウンはあるものの大きな峠はもうない。
脚は全然残ってるけど問題はお尻と掌の痛みぐらいか。
一応アミノバイタル飲んどいた
駒ヶ根までは信号少な目、真っ直ぐな道が続く
ただし下って上らされる道の連続
上の写真、少し分かりにくいけど一度下って上り返しの道が壁のよう
実際はそこまで勾配があるわけじゃないけれど、
遠目からこの光景を見るとゲンナリさせられる
最後の方は今回一緒になることが多かったRaphaのジレ着てた方と
お尻の痛さと最後のアップダウンの連続に文句を言いながら走ってた
finish 400.2km地点 7:36着
ラストPCのレシートの時間がそのままゴールの時間らしい
ここからスタート地点でもあったアルプス公園まで戻ってゴール受付
20時間36分で無事認定
上って下っての山岳ブルベは分かっていたけどやっぱりキツい
でも気温に関しては雨が降ったこともあるけど全体を通して快適そのもの
長野という地域の良いところ悪いところ両方を感じるブルベになった。
そういえばブルベのメダルって手にしたのはじめてだ
(200と300のメダルは購入はしたけど後日発送ってことでまだ届いてない
メダルがあると走り切った感が一層増すね
そんな感じで無事に走り切った400kmブルベでした
振り返りとかはまた次の機会で・・・
↓参加していますので宜しくお願いします^^